20年以上配管工事に携わってきた経験から、「危険な配管」を見分けるポイントをお伝えします。早期発見が大事故を防ぐことにつながります。

目視でわかる危険信号
配管の変色・腐食 配管表面の変色は、内部の腐食が進行している可能性があります。特に、緑色のサビ(銅管)や赤茶色のサビ(鉄管)が見られる場合は要注意です。これらは配管の寿命が近づいているサインです。
接続部分からの水漏れ 配管の接続部分(継手部分)からの水漏れは、最も多い配管トラブルです。小さな水滴でも放置すると、大きな水漏れに発展する可能性があります。「たかが水滴」と思わず、早めの対処が重要です。
配管の変形・たわみ 配管が下がっている、曲がっている、膨らんでいる場合は、内部の圧力異常や支持材の劣化が考えられます。特に、天井裏や床下の配管で多く見られる現象です。
音で判断する危険信号
水撃音(ウォーターハンマー) 蛇口を急に閉めた時に「ゴン」「ドン」という音がする場合は、配管内の圧力が異常に高くなっている可能性があります。この現象が続くと、配管や器具の損傷につながります。
異常な振動音 配管から「ブルブル」という振動音が聞こえる場合は、配管の固定が不十分であることが多いです。振動により配管が損傷する可能性があります。
空気音 配管から「シュー」という空気の音が聞こえる場合は、配管内に空気が混入している可能性があります。給湯器や水道ポンプの故障の前兆であることも多いです。
水質・水圧の変化
水の色・臭いの変化 赤い水(鉄サビ)、白い水(空気混入)、異臭のする水は、配管内部の異常を示しています。特に、突然水質が変化した場合は、配管の損傷が考えられます。
水圧の低下 従来よりも水の出が悪くなった場合は、配管内の詰まりや配管の細り(腐食による内径減少)が進行している可能性があります。
温度の異常 給湯配管で、設定温度と実際の温度に大きな差がある場合は、配管内の熱損失や給湯器の不具合が考えられます。
設置環境による危険要因
湿度の高い場所 浴室、台所、洗面所など湿度の高い場所では、配管の腐食が進行しやすくなります。特に、結露による水滴が常に発生している場合は要注意です。
直射日光の当たる場所 屋外や日当たりの良い場所に設置された配管は、紫外線劣化や温度変化による膨張・収縮で損傷しやすくなります。
地震や振動の影響 道路沿いの建物や地盤の軟らかい場所では、振動による配管の損傷が発生しやすくなります。特に、配管の接続部分が弱くなります。
築年数による判断基準
築20年以上の建物 一般的に、配管の寿命は20〜30年と言われています。築20年を超えた建物では、配管の点検・交換を検討する時期です。
築30年以上の建物 配管の交換が必要な時期です。特に、給湯配管は熱による劣化が進行しやすく、優先的な交換が必要です。
緊急性の判断
すぐに対処が必要な状況
- 水漏れが拡大している
- 異臭が強い
- 水圧が急激に低下した
- 配管から異常音がする
専門業者への相談が必要な状況
- 配管の変色・腐食が進行している
- 水質に変化がある
- 築年数が古い建物での配管トラブル
日常的な点検のポイント
月1回のチェック項目
- 水栓周りの水漏れ確認
- 配管の変色・腐食確認
- 水圧・水質の確認
- 異常音の確認
年1回のチェック項目
- 天井裏・床下の配管確認
- 屋外配管の状態確認
- 給湯器周りの配管確認
- 専門業者による点検
最後に
配管のトラブルは、早期発見・早期対処が基本です。小さな異常も見逃さず、気になることがあれば専門業者に相談することをお勧めします。
私たちディッシュファシリティーズでも、定期点検サービスを提供しており、お客様の大切な住まいを守るお手伝いをしています。配管のことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
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