こんにちは!ディッシュファシリティーズの田中です。今日は配管工事で実際に使っている道具について、詳しくご紹介したいと思います。
基本の切断・接続工具
パイプカッター 配管工の必須アイテムです。銅管や塩ビ管をきれいに切断するために使います。手動式と電動式がありますが、私たちは精密な作業が求められる場面では手動式を愛用しています。きれいに切断できると、その後の接続作業がスムーズになるんです。
パイプレンチ 「モンキーレンチの配管版」と考えてもらえば分かりやすいでしょう。鋼管の締め付けや取り外しに使います。サイズも様々で、現場によって使い分けています。新人の頃は力任せに使っていましたが、今では「力の入れ方一つで配管を傷めずに作業できる」ことを学びました。
トーチランプ 銅管の溶接(ろう付け)に使用します。プロパンガスやアセチレンガスを燃料として使い、1000度以上の高温を発生させます。この道具を使いこなせるようになると、一人前の配管工として認められた気分になりますね。
測定・検査工具
水準器(レベル) 配管は正確な勾配が命です。わずか1度の傾きが、将来の水漏れや詰まりの原因になることもあります。デジタル式の水準器を使うことで、より精密な施工が可能になっています。
配管探知機 壁の中にある既存の配管を探すために使います。これがないと、リフォーム工事で既存配管を傷つけてしまう可能性があります。最新のものは配管の材質まで判別できるんですよ。
圧力計 配管内の水圧を測定する道具です。適切な水圧管理は、配管の寿命や水の出具合に直結します。この数値を読めるようになると、配管工としてのスキルが大きく向上します。
特殊工具
管内カメラ 配管内部の状況を確認できる画期的な道具です。昔は配管を掘り起こして確認していましたが、今はこのカメラで配管内部の詰まりや損傷を確認できます。お客様にも実際の状況を見せることができるので、説明がしやすくなりました。
高圧洗浄機 詰まった配管の清掃に使用します。家庭用とは比べ物にならない強力な水圧で、長年蓄積した汚れも一掃できます。使い方次第で配管を傷める可能性もあるので、経験が必要な道具です。
道具への想い
これらの道具は、配管工にとって「相棒」のような存在です。毎日使うものだからこそ、メンテナンスも欠かせません。私は毎日作業終了後に道具の手入れをしています。道具を大切にすることで、道具も私たちの仕事を支えてくれるんです。
新しい道具が開発されるたびに、技術も進歩しています。デジタル化が進む中でも、職人の技術と最新の道具が組み合わさることで、より良い配管工事ができるようになっているのを実感しています。
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